染色家＆カラーセラピスト（色彩療法士）である私が、良いエネルギーを出す、色と形を用いて、シルクの布に型染めの技法で染め上げ、額装しました。一点一点手染めのオリジナル作品です。「オレンジ・黄・赤・きみどり・緑」といった色は、果物や野菜の色で、“ビタミンカラー”とも呼ばれています。ビタミンカラーは、人を元気にしてくれ、気分を明るく楽しくさせてくれます。とうもろこし・りんご・えんどう豆・イチゴをモチーフに、正三角形や円・六芒星（ろくぼうせい）といった、良い波動を出す形をデザインに用いて、色と形の両面で、良いエネルギーを出す作品に染め上げました。額は、壁掛けとスタンドの両用です。布は、シルクを用いて、染料で染めてあります。額のサイズは、ヨコ約36.5cm×タテ約20.5cm×奥行き約4.5cmです。額の材質は、木（パイン材）で、前面にガラスが入っています。型染めとは…デザインを考え、そのデザインをもとに、型紙を彫ります。出来た型紙を用いて、板に貼った布に、防染のための糊（糯粉と糠で作ります）を、ヘラで置きます。糊置き後、型紙をすぐに取り、布を板から外して、張り手に張って糊を乾かします。糊が乾いたら、布に刷毛で豆入れ（ごいれ→大豆の絞り汁を薄めたものを刷毛で布に摺りこむ）をします。豆（ご）が乾いたら、布（糊のない部分）に、一色一色染料を刷毛で摺りこんでいきます。染色終了後、染料が乾いたら、布を蒸して、染料を固着させます。蒸し終了後、すぐに布を水洗いして、防染のための糊を洗い流します。布を張り手に張って乾かし、染め上がりとなります。